takanorikawaharaの日記

代官山メディカル整体院技術顧問、パルモ飯田橋整骨院院長川原の長めのつぶやき

質問【新人でも"先生"として見られるには?】その1

先日の勉強会で頂いた質問に答えていきたいと思います。

 

YouTubeでもCMC葉澄取締役、事業部長佐藤、開発部マネージャー中山での解答動画を作ったので後日紹介していきます。

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質問【新人でも"先生"として見られるには?】

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この質問者の先生はきっと新人さんなんでしょうね。

患者さんに先生でなくてお姉さんと見られてるという事ね。

 

新人、国家資格取得後の20代の頃は患者さんはほとんど目上の方ばかり。

 

人生経験、社会経験などを比べても未熟さを自分で感じる事も多いだろう。

 

うむうむ

 

答えの前にね、まず素晴らしいと思うことがあるからそれを書くね

 

この質問者の先生がまず素晴らしいのが

患者さん目線に立ててるということ。

 

患者さんにどう思われているか考えてるんだもんね。

 

自分の事しか考えてない人は

そもそも

患者さんにどう思われてるかなんて

考えもしないんだよね。

 

「えっ?私は私ですけど」

と透けて見えちゃうくらいに

薄い薄い薄っぺらい事

平気で言う大人いっぱいいるからね笑

 

でもこの先生違うね

 

自分がプロとして

治療家として

お金を頂くからこそ

 

大切な患者さんに対してどうありたいか

この先生は分かってるんだよね

 

そう 

 

この質問者の先生は

自分で気付いてるかは分からないんだけど

とにかくめちゃくちゃ責任感が強いですね。

 

でもお姉さん扱いされてしまうので

責任を果たしたくても果たせない。

だから心の中でどうにかしたいと葛藤してる

 

治療家として柔道整復師として

めちゃくちゃ大切なものを持ってると思います。

 

大切な患者さんの為に

頼りになって力になる先生でありたいんだよ

 

単なるお姉さん、お兄さんではなくて

 

患者さんの痛みや苦痛、悩みを

自分で責任を持って治せる

先生でありたいんだよね。

 

でも現実はそんな現状にはいないから

どうしたらいいんだろうと悩んでる。

 

 

これはですね

 

小川芳明先生に

僕が新人の頃に言われた事

はい、僕らの世界の神にですね

 

 

【いつか治療が上手くなったらお前の技術で好きなだけ患者の腰痛や首痛を治して良くして喜んでもらえ。

でも今のお前にはそんな事は出来ない。

だけどな、

お前の明るく元気で温かい挨拶や行動で

腰の痛い患者さんの

暗くなった気持ちを

明るく出来るんだ

先輩達は治療で勝負、

まだ治療が出来ないお前は

今は治療以外の事で

患者さんを良くなる様に勝負しろ

そして来年の今には

治療で勝負出来る様になれ】

 

と言われました。

 

だから

その頃僕に出来た事は

患者さんの名前、

どこがどう痛いのか、

低周波はどこにどのくらいの強さで流すか、

冷やすのか暖めるのか、

いつそれが良くなるのかを

どの様に患者さんの痛みが変化しているのかを先輩達より細かく1人1人覚えること

 

それを2度聞きしないように

メモを取り続ける

治療が出来ないけども

新人の僕でもそれは出来た。

 

そしてそれをとにかく

毎日

明るく元気に温かい態度で。

少しでも患者さんが明るい気持ちになれる様に。

1日でも早く治療で

患者さんの痛みを治せる先生になる為に。

 

うん、懐かしい!

 

【結論】

名前を覚える

主訴を覚える

通電部位と強さを覚える

態度は明るく元気に温かく

そして早く治療が出来る様になろうね。

 

今日のブログはこんな感じ!

 

※次回はこの質問の補足を書きます。