世界遺産とインスタは同じ
フランスの世界遺産
シャルトル大聖堂にある
ステンドグラス
キリスト教の信仰、布教において
文字が読めない信者達に
聖書の教えを視覚的に伝える役割があった
それは11世紀の頃の話だが
21世紀の今でも
視覚的に伝えるという事は
人を心を捉えて続けている
インスタにしてもユーチューブにしても
視覚的に伝えるもの
そして今現在文字が読める人が
11世紀よりはるかに多いはずなのに
こんなにも皆が夢中になっている
インスタもユーチューブも
いつか未来になった時に
芸術という扱いになるのかもしれない
そしてインスタやユーチューブは
ステンドグラスがキリスト教の信仰の目的があったのと同じく
誰かにとっての信仰、洗脳のツールとしての役割になっているのだろう
子供達の将来なりたいものに
ユーチューバーやインスタグラマーが出現したという事がその証拠だ
その力は偉大で強大なものなんだ
ステンドグラスの様に。
僕ら治療家にとって
視覚的に伝えるという事は
どんな事があるだろうか
治療のビフォーアフターの写真や動画を撮影
ぎっくり腰で辛そうにしている人のポスター
リハビリ、エクササイズ、傷病説明の写真付きパンフ
患者さんとのツーショットの写真
数多くありそうだ
しかしそれはなんの為なのかを
明確にした上で作らなければいけない
ステンドグラスは
聖書の教えを伝えるという目的が明確にあり
その為に作られた
仮にビフォーアフターを視覚的に伝えるのは
何の為なのか?
それは治療効果を伝える為と答えるならば
とても低いレベルと言える。
それはなぜかと言うと
治療効果を伝える事自体が手段の1つに過ぎないのに目的になっているからだ
そもそも患者さんの痛み、辛さを楽にするのが目的ならば
ビフォーアフターで視覚的に治療効果を伝える必要はない。
感覚として楽にすれば良いだけなのだ。
しかし痛みや辛さを楽にして
更にしっかり動かせる身体にするという目的があったならば
O脚矯正という目的があったのなら
ビフォーアフターで視覚的に治療効果を伝えなければいけないのだ。
これを分かってない人が驚くほど多い
あなたは何をするのですか?
あなたは何が出来るのですか?
僕は痛みを良くして
これから二度と同じ痛みで苦しむ事のない身体にします
その為に計画治療をします
その為にビフォーアフターの確認をして治療効果を伝えます
その為に生活指導をします
1つの目的の為にいろんな手段があるのです
その手段はなんの為にしているか
これを理解しましょう
目的とは患者さんが求めているものです
それを理解する事が全てのスタートです。
僕らはそれに対してベストを尽くす。
一方的に治療効果を伝えますではいけませんね。
今日のブログはこんな感じです
最後までお読み頂きありがとうございました^_^